卒業おめでとう!!
式辞の一部を紹介します。 平成23年度 第45回卒業式式辞 平成24年3月9日 152名の卒業生のみなさん、卒業おめでとう。早いもので、昨年3月11日に東日本大震災がおこってから、1年が過ぎようとしています。被災し亡くなられた皆さんのご冥福をお祈り申し上げますとともに、一日でも早く復興し、被災された地域の小学校や中学校の皆さんが平常な学校生活がいち早く戻りますことを皆さんと一緒に祈りたいと思います。1年がたった今も「ひとつになろう日本」を合い言葉に、現在被災地には、日本全国はもとより、世界各国からもたくさん支援の手がさしのべられています。このことをいつまでも忘れないでいてほしいとおもいます。そして心から応援してほしいと思います。 昨年度の漢字に「絆」という文字がえらばれましたね。覚えているでしょうか。君たちと出会って最初に取り組んだことが被災地への支援でしたね。クラスで呼びかけをおこない、PTA総会では、保護者の方にもお願いをしました。 運動会では、クラス一丸となりとりくむことができ、真剣さのなかに、笑いもあり、とっても思い出深いものとなりました。表彰式では、担任の先生に捧げる涙をこぼしていたクラスもありましたね。 修学旅行は、広島方面を訪ねましたね。短い時間で準備し、平和学習に取り組むことができました。特に、ホテルでの「語り部さん」のお話を真剣に聞く君たちの姿に感動しました。後生に引き継いでいく一人となってほしいと思います。そして、文化祭、修学旅行の学習を生かし、各クラスで真剣に取り組みを進め、平和学習と人権劇、見ている皆さんに感動を与えるものであり、本当にすばらしかったと思います。みなさんは、この3年間に、三雲中学校のよき伝統を受け継ぎ、学校行事や生徒会活動、そして部活動に新しい息吹を吹き込んでくれました。みなさん一人ひとりの努力もさることながら、家族の方や地域のみなさんに支えられて、この日があることを忘れてはいけません。感謝の気持ちを持つことが大切なことです。卒業式は、9年間の義務教育を終える人生の一つの節目であり、また、次のステップへの第一歩でもあります。 これからみなさんが歩む道は、・・・・・・・ ・・・・・・・・・・す。今後の社会生活の中で、「やさしさ」「かしこさ」そして「たくましさ」という行動に結びついていきます。 すばらしい可能性を秘めた152名に出会えたことが、私にとって幸せでした。皆さんの限りない前途を祝し、今後の活躍を祈念して式辞といたします。