【活性化】松ケ崎小・米ノ庄小学校再編活性化について
松ケ崎小学校と米ノ庄小学校の再編活性化について
現在、令和8年4月に松ケ崎小学校と本校、米ノ庄小学校は統合することが検討されています。
こちらのページは統合に向けて進めている状況を案内するものです。
1 市内学校の児童数の推移
まずは、こちらをご覧ください。
本校と松ケ崎小学校の児童数(R6~R12)の推移予想です。
本校の児童数は本年度197人ですが、令和12年度には118人になると予想されおり、児童数は減少していきます。
同様に、市内の学校においても児童数は減少する傾向にあり、市教委は次のように現状と課題をまとめています。
■少子化、児童生徒数の減少に伴う「学校の小規模化」の進行
⇒ 教育環境の変化、教育条件への影響が懸念
■子どもたちにとってより良い教育環境の実現
⇒ 一定の学校規模の確保が必要
2 松阪市教育委員会の方針
今後、児童生徒数の減少が予想される中、令和5年3月に市教育委員会は、松阪市がめざす学校教育と子どもたちが未来を切り拓く力を育むための望ましい教育環境を実現するために「松阪市立小中学校の適正規模及び適正配置に関する基本方針」をまとめました。
この中で、適正規模の基本的な考え方 として
■学校生活において、多様な価値観を持つ仲間と交流し、豊かな人間関係を築きながら切磋琢磨し、社会性や協調性を育む機会が確保できる規模であること
■個に応じたきめ細やかな指導をするための少人数学習や習熟度別学習など、表現力、思考力、判断力を養うための多様な学習形態を取り入れた教育が可能となる規模であること
■クラブ活動や部活動において、児童生徒のニーズに応じた多様な活動を編成・実施できる規模であること
■一定の教職員数が確保でき、互いに研究・協議を行いながら指導の充実を図るとともに、経験年数、専門性、男女比率等、バランスのとれた教職員を確保できる規模であること
■中学校において、各教科に専門の教職員を適切に配置できる規模であること
■体育、音楽、道徳、学級活動等の学習指導及びグループ学習や、求められている主体的・対話的で深い学びの実現に向け、制約が生じることがないような規模であること
と示しています。
また、対象となる 学校規模適正化を検討する範囲(対象校)を、令和4年度から 6 年後において「松阪市として最低限確保したい学校規模※」を下回ると見込まれる学校とする、と具体的に示されました。
※松阪市として最低限確保したい学校規模
<小学校> 6 学級以上(各学年 1 学級以上) 1 学級 20 人程度(全学年 120 人程度)
<中学校> 3 学級以上(各学年 1 学級以上) 1 学級 20 人程度(全学年 60 人程度)
そこで、松ケ崎小学校は、複式学級(本年度は1・2年生で1クラス、3・4年生で1クラス、5・6年生で1クラス)を抱えた学校のため、学校規模適正化を短期に取り組む (現存する複式学級の解消)対象校となりました。
3 再編活性化の方向性
これらを受けて、松ケ崎小学校と米ノ庄小学校の再編活性化について、下記の方向で検討が進められています。
■松ケ崎小学校と米ノ庄小学校の2小学校を統合する。(新設統合)
・松ケ崎小学校における複式学級の早期解消を図る
・同一中学校区であること
・中学校区内の学校間における児童数のバランスなどを勘案
・立地、通学距離等の教育環境の観点
■統合校の校舎は、米ノ庄小の校舎を活用する。
・校舎の建築年度及び教室数を考慮
・児童の学校間移動を最小限にするという観点
■統合校の開校時期は、令和 8(2026)年 4 月 1 日とする。
今後、様々な会議が開催されていきます。
取組の状況については、このページでもお知らせをしていきます。
引用資料:令和5年3月 松阪市教育委員会
松阪市立小中学校の適正規模及び適正配置に関する基本方針
~子どもたちが未来を切り拓く力を育むための望ましい教育環境~
https://www.city.matsusaka.mie.jp/uploaded/life/135162_510033_misc.pdf